没入型6面立体視ディスプレイ COSMOS
没入型6面ディスプレイ
没入型6面立体視ディスプレイ COSMOSは、縦・横・高さがそれぞれ3mのスクリーンに囲まれたディスプレイ。利用者は、スクリーンで囲まれた立方体の中に入ることで、前後左右上下に映し出された映像を見る事ができます。
立体視ディスプレイ
投影される映像は、右目用の映像と左目用の映像を交互に表示。これに合わせて左右のシャッターを閉じる眼鏡をかけることで、眼前に立体映像が広がります。また、眼鏡には位置センサがついており、その位置から見た映像が表示されます。
手前に見えるもの
初めて立体映像を見たときに最も驚くのは、映像がディスプレイよりも手前に見えること。しかし、あまり手前に表示すると端が欠けてしまいます。また、上下から覗き込んだりする事もできません。
COSMOSは全周がディスプレイなので、立体映像をどの方向からでも途切れることなく見ることができます。
実寸大に再現
利用者の視野全てを覆うディスプレイは、建物や自動車などを実寸大で表示することが可能です。開発期間短縮のため、膨大な初期デザイン案を実物大の映像を見る事でふるいにかける事ができます。
また、映像は利用者の眼の位置を基準に作られるので、立ち上がれば上から見下ろした映像が、しゃがめば下を覗き込んだ映像が表示されます。
小型立体視ディスプレイ
目的に合わせて
全周囲を見渡せるCOSMOSは、装置を移動させることができません。移動のためには、より小型の立体視ディスプレイが必要になってきます。
小型化と広い視野を両立させた、様々な形状の立体視ディスプレイを開発しています。
テクノロジー
あらゆるデータを
3D CADソフトウェアは、利用される業種などに合わせ、ざまざまな種類があります。それぞれのソフトウェアで作られたデータを立体視ディスプレイに表示するために、専用の表示プログラムを用意したり、汎用的なデータフォーマットに変換したりする必要はありません。OpenGLを利用して画像表示をしているソフトウェアであれば、表示画面をそのまま立体的に表示することができます。
従来COSMOSは、グラフィック専用コンピュータで動作していました。しかし、コンピュータ性能の向上に伴い、現在では、Windowsを搭載したPCで動作しています。
そのため、Windows上で動作する、OpenGLを使用したCADソフトウェアのデータであれば、表示することができます(特殊な命令を使用している場合、表示できないことがあります)。